今日は2歳の息子を連れて、夫とひいばあちゃんの家に遊びに行きました。
息子は赤ちゃんの頃からひいばあちゃんが大好きで、ひいばあちゃんが普通に「ブー」と言っただけで気が狂うくらい笑い転げたり、私のことは後追いしなかったのに、ひいばあちゃんの後追いをしたりしていました。
もちろん、ひいばあちゃんもひ孫である私の息子のことがとても可愛いようです。
遊びに行った日はずーっとそばにいるし、ずーっと好物を与え続けています。(何故おばあちゃんになると次々と食べ物を与えたがるのでしょうか)
そんな相思相愛の息子とひいばあちゃんに、今日は事件が起こりました。
息子、ひいばあちゃんの頭をペットボトルで殴る。
ひいばあちゃんがソファに座って談笑していると、背後から空の500mlのペットボトルを持った息子が忍び寄り、フタの部分でひいばあちゃんの頭をポコン!と叩きました。
2歳なので力加減ができず、上から振り下ろして叩いたので、殴ったという方が正確なくらい痛かったようです。
ひいばあちゃんは「ギャ!」と悲鳴をあげて、後頭部を抑え、うずくまってしまいました。
そして私たち大人が大丈夫ですかと集まりました。
幸いにも殴られたところは腫れたり赤くなったりはしておらず、ひいばあちゃんもすぐに顔をあげ、「いや~、痛かったわ!息子君、たたいたらいかんよ!」と言いました。
息子はというと、さっと部屋のすみっこに逃げてしまいました。
こっちに来て謝りなさい!
そう叱ろうと思いましたが、息子は目に涙をため、口をへの字にして、じっとこちらを見ているのです。
はっとしました。
元から我が強くて、最近は思うとおりにできないと「いやの~!」と泣きさけんでいるばかりの息子が、しょんぼりしているのです。
息子は自分が悪いことをしたと分かっていて、でもどうしたらいいか分からないのです。
息子は私が「大丈夫だよ、こっちおいで」と声をかけても、じっとその場を動きません。
ずっとひいばあちゃんを涙目で見ているのです。
その時、ひいばあちゃんが「息子君、もう許すから。こっちにおいで」と両腕を広げました。
息子はその瞬間、ワァァァンと大声で泣きながらひいばあちゃんの胸に飛び込みました。
顔をぐりぐりとひいばあちゃんに押し付けながら、「ごめんしゃい、ごめんしゃい」と自分から言ったのです。
ひいばあちゃんは息子の頭をなでながら、「ふふふ、やだもう、涙が出てたわ」とティッシュで目を押さえました。
もちろん、私の目にもじわ~っと涙が滲みました。
夫も、夫の母(ひいばあちゃんの娘)も涙ぐんでいました。
もーーーーー かわいい!
かわいすぎて、かわいいんです。
あと、息子が自分のしたことを悪いことだと理解できるようになっていたことや、自分から謝れたこと、ひいばあちゃんと息子の絆が守られたことに心があたたかくなりました。
今日の出来事は忘れたくないなと思い、記事に残しました。
この前まで赤ちゃんだったのに、自分でいろんなことを感じて考えられるようになっている!
こうして子どもは成長していくんですね……
あっという間に大きくなってしまうんだろうな……
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