ぽっちログ

新人かあさんぽっち 2歳児を育てる記録

息子のちんちんが亀頭包皮炎になった

2歳の息子がちんちんを痛がるようになり、病院にとびこみました。

その結果、亀頭包皮炎との診断をうけました。

男児の親はちんちんのケアに気をつけなければいけないと痛感した出来事となりました。

 

(ちんちんとかたくさん書いてあるので、卑猥だと思われて消されたらどうしようとドキドキしています)

 

 

 

 

亀頭包皮炎とは

亀頭包皮炎とは、その名の通り、包皮が炎症を起こす病気です。

包皮炎とは、ちんちんの先が赤くはれて痛がる病気です。おしめをしている赤ちゃんではほとんどみられません。包皮炎が起こってくるのは、1歳半以後です。外で遊ぶようになると見られるようになります。汚いままの手でペニスを触ることで包皮に感染がおこります。おこってしまったら、まずはドクターを受診して治療を受けましょう。短期間の抗生剤軟膏と投薬で治るはずです。

(引用)

包皮炎 小児 (家族編):中野こども病院 小児外科

 

ばい菌のついた手でちんちんを触ることで、ちんちんの先からばい菌が入って炎症を起こしやすくなります。

なので、自分でちんちんを触るようになったら注意が必要な病気です。

※ちんちんを触ることだけが病気の原因ではありません。

 

 

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息子の場合

兆候:ちんちんを気にしはじめた

息子(2歳1か月)は、自分のちんちんをお風呂上りやトイレの後にじっと見ていることはありましたが、いじくっている様子はありませんでした。

しかし、ウイルス性胃腸炎になったことをきっかけにちんちんを気にし始めます。

ウイルス性胃腸炎による下痢で下半身が汚れシャワーで綺麗にしているときに、息子が「ちんちんもきれいしてね」と言い始めたのです。

もちろん、それまでも毎日お風呂に入ったらちんちんを泡でやさしくきれいに洗っていましたが、息子から依頼されるのは初めてでした。

その日は、洗った後も仕上がりを確認するように、ちんちんの裏側を見ようとしていました。

そして「ちんちん、だいじ」と言いながら、ちんちんをひっぱったり、揉んだり、私に「かーたん、ちんちんツンツンして」と言ってきたり、ちんちんへの興味が増していました。

その時、ちんちんの先が赤くなっていたり、痛がっている様子はなかったので、この時はまだ亀頭包皮炎ではなかったと思います。

それから毎日お風呂の時には「ちんちん、きれいかな」と確認され、また遊んでいるときにオムツに手を入れて、ちんちんを触る様子も見られるようになりました。

オムツに手を入れたら汚いよ、とは注意していましたが、ちんちんを触ること自体に注意はしていませんでした。

注意しても聞ける年ではありませんが……

 

発症:おしっこをするとき突然泣き叫ぶ

本当に突然でした。

お昼寝から起き\た息子が「しーしー(おしっこ)でる……」とぼーっとした顔で言ったあと、「ギャーーー、いたいーーー」とおまたをおさえて泣き始めたのです。

夫と慌ててオムツを覗いてみると、ちんちんの先からおしっこが出ているところだったのですが、そのちんちんの先の、余った皮の部分が赤くなっていたのです。

おしっこがで終わってオムツを替えた後も、息子はオムツの上からおそるおそるちんちんの位置を動かすように、オムツを触っていました。

しばらくすると気にする様子はなくなり、普通に座っておやつを食べ始めたのでちょっと安心しました。

(でも、大事なちんちんのことだし、これは病院に行った方がいいかも……)と思ったのですが、すでに土曜の午後。

かかりつけの病院を含め、行ったことのある小児科はすべて閉まっていました。

開いている小児科を探したり、いや皮膚科か?泌尿器科か?明日の当番医か?待って月曜のかかりつけ小児科か?と考えたり、ちんちんのことを調べているうちに、昼ご飯を食べていた息子が「ギャーーー」と泣き叫びました。

オムツを見ると、先ほどまで黄色だったラインが徐々に青色に変わっていきます。

排尿時に痛がるのは先ほどの1回だけではなく、おしっこをすると毎回激痛である可能性が高くなりました。

そんなの可哀そうすぎるじゃないですか。しかも大事なところだし!

痛くてもおやつは最後まで食べる息子を待って、土曜の午後も見てくれる小児科に飛び込みました。

 

診察:亀頭包皮炎と診断

かなり古い見た目の小児科に行き、すいていたのですぐに診察を受けることができました。

先生はかなりのおじいちゃん先生でした。軽い問診の後、さっそく息子のちんちんを見てもらいます。

「亀頭包皮炎だね。抗生剤を飲んだら治ると思いますよ。3日たっても治らなかったら、また来てください」

塗り薬が出ることもあるようですが、今回は膿がでていないからなのか、飲み薬だけでした。

 

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これがまたレトロな薬袋と包み……

帰りにさっそく1包飲みました。

診察を受けて薬を1回飲んだくらいではよくならないので、その後も1回叫びながらおしっこしました。かわいそすぎる。

それにしても、古いけれどもおじいちゃん先生は優しいし、また行きたい病院でした。

 

その後……

 発症から3日経つと、息子がちんちんを痛がることはなくなりました。ただ、明け方にオムツがおしっこでいっぱいになると猛烈に痒がっています。蒸れるのでしょうか、オムツの上からちんちんをかいています。オムツを外してちんちんをシャワーで洗って、乾かしてからオムツをつけると落ち着くようです。またちんちんの皮膚が弱っているようで、完治まではまだかかりそうです。

 

男児の親として考えたこと

以前、夫と、息子のちんちんのケアについて話し合ったことがありました。

その際、夫から「ちんちんを無理やり剥くと痛いから、自分で剥けるようになるまで剥かないでほしい」と意見があり、私もそれに同意しました。

出産前から乳児の頃から親がちんちんの皮を剥く「むきむき体操」なるケアがあることを知っていましたが、かえって包皮や亀頭の炎症を起こしたり、嵌頓になるリスクがあるのでやりたくないと思っていました。

なので、我が家の息子のちんちんのケアは、「お風呂の時に泡で優しく洗う、皮は自分で剥けるようになるまで剥かない」となっています。

今回、息子が亀頭包皮炎になってちんちんのケアについて再び考えました。

その結果、ちんちんの持ち主である息子にちんちんの扱いについてそろそろ教える必要があると思いました。

息子に教えたいのは、

  • ちんちんを触る前は手を洗おう
  • ちんちんにばい菌が入ると痛くなるよ

の2つです。

ちんちんは大事ということはもう息子が自分で言っているので省きましたが、これも教えておきたい大切なことだと思います。

 一回では分からないと思うので、口酸っぱくなるくらい説明しようと思います。

私にはちんちんがついていないので、分からないことばかりだけど、ちんちんのついている夫に教えてもらいながら、息子のちんちんを守っていこうと思います。