息子(2歳3か月)のファッションがキレキレなので記録に残すことにしました。
子どもファッションと言えば、常識やぶりの重ね着系や、新・着用方法発見系が中心かと思います。
それに比べると地味にはなってしまいますが、うちの息子は小物でパンチを効かせる系ファッションです。
大人にはできない、子どもならではの小物使いをどうぞご覧ください。
※ファッション紹介文に関しては、愛読雑誌ジゼルを参考にさせていただきました。
視線を集める「小さな特別感」
動きやすさを重視した山男スタイルに親和性の高いアイテムをプラス。
一気に物足りなさを払拭し、山男としての説得力を追求。
存在感を放つ生シイタケはスーパーでチョイスしたものではなく、
前日にじいじと山奥で原木から収穫したもの。
自分で収穫したものだからこそ、特別感が光る。
その後、生シイタケのしっとりしたテクスチャーの表皮を剥き、ひと口大に千切り乾かす発想は、食にこだわらない2歳児ならでは。
薬好きが取り入れたい「飾り方」
鼻風邪のマストアイテム・カルボシステイン(鼻水をさらさらにする薬)をまとい、首周りにインパクトを。
「透ける素材」で少し上の特別感を演出。
ビニールのツヤ感が何気ないトップスを格上げしてくれる。
処方されてわずか数秒で思うがままのスタイルを手に入れる貪欲さありきの技。
「お薬だから」で決めつけない。好きなアイテムを好きなように楽しむ、彼のファッションセオリーに公園で遊ぶ人々の目は釘付け。
「やってみたい」があふれる強気な選択
ロンT+レギンスパンツというマンネリコーデも、ビニール製のオバケを被るだけで話題をさらうコーデへと変貌。
アシンメトリーなビッグシルエットの「ゆるふんわり感」と、ハロウィンというシーズンオフのアイテムを迷わず取り入れる「とがったセンス」が見事に同居。
ビニールはしわくちゃ加減も、長年愛用したかのようなユーズドぶりにむしろ愛嬌を感じる。
さらに心の赴くままに太鼓をたたくことで、自分のあるがままの世界観を表現。
ビニール製のオバケを身にまとい、秋祭りで習得した獅子舞のリズムを打ち鳴らす彼の姿からは、終わりゆく秋の物語さえ感じられる。
おまけ
実はこういう絵もかいていました。
絵柄がちがいすぎるので採用しなかったけど、もったいないのでのせのせ。
ちなみに、この格好で保育園に行った次の日は、鍋を持って保育園に行くことになりました。
私が染物用に使っている鍋を太鼓のばちでカァンカァンと鳴らしながら登園。
オヤツも食べず、ずーっと自分の世界に浸っていました。
鍋持ち込んだ上にカンカンうるさくて超迷惑じゃないか、と私はオロオロしておりましたが、
ありがたいことに先生が機転をきかせてくださり、息子に子どもたちを集める号令をかける仕事をさせてくれました。
先生が「みんなあつまれー」と言っている横で、鍋をカァンカァンと叩く息子。
皆、あっという間に集まってくれました。
皆が集まったので、鍋を叩くのはおしまい。
皆も集合できたし、息子も納得して鍋叩きをやめられました。
鍋を無理やり奪うと大泣きして大変なことになるので、穏便にすんでよかったです。
本当に保育士さんの機転には感動です。
(いつも不要なものを持ち込んで申し訳ないです……)
その後速やかに鍋を回収して母は撤収しました。
イヤイヤいうのは落ち着いてきたのですが、最近はこのようなこだわりの強さや、自分の世界に入ってしまうことに困っています。
まあ、可愛いんですけどね! 可愛いけど大変。
先日なんか、タオルを被ってこの状態で保育園に行くというので、諦めてもらうのに苦労しました。
上手な諦めさせ方を勉強中です……
終わりに
2歳男児のファッションはいかがでしたか。世間の目に臆することなく、自由にファッションを楽しむ強気さが私も子どもの頃はあったのでしょうか。今は地味な探検家のような服ばかりですが、息子を見習って誰にもまねできないようなファッションにトライしてみたい気持ちになりました。
ファッション誌らしい言い回しについては、ジゼルを参考にしました。大好きな雑誌です。
あと、ipadを1か月くらい前に買って、お絵かき始めたら楽しくて楽しくて……
すごいですね、デジタル絵の楽しさ……!
これからどんどん絵をのせていきたいとおもいます。

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息子の愛するお家用たいこ。
叩くところで音の高さが違います。